コンビーフの概念が変わる!「ブラウンスイス牛コンビーフ」を食べてみた!
みなさんは、普段コンビーフを食べるでしょうか。
コンビーフは塩漬けにした牛肉の缶詰のことで、細長い四角い缶の「SPAM」なんかが有名ですよね。
この十勝には他のコンビーフとは一線を画す、農林水産省のフード・アクション・ニッポン・アワードに選ばれた高級コンビーフ、その名も「ブラウンスイス牛コンビーフ」があるのです。
今回はそのコンビーフを食べてみたのでレポしたいと思います。

北海道にも1200頭しかいない!希少なブラウンスイス牛の缶詰
ブラウンスイス種というのは、スイスが原産の牛で、酪農が盛んな北海道でも約1200頭、全体の0.24%しかいない日本ではとても珍しい牛です。

欧州では高く評価されており、牛肉のうまみ成分である「オレイン酸」が黒毛和牛と同等レベルある、臭みがなくさっぱりとした肉質です。
こんな日本でも珍しい牛を扱っている農場が、「十勝清水コスモスファーム」さんです。
十勝エリアの北西にある清水町にある十勝清水コスモスファームは、女性が経営されている農家で、酪農だけでなく、レストランや(現在はありませんが)、自社ブランドの加工品も取り扱っており、1次産業、2次産業、3次産業を行った所謂6次化に成功した農家さんです。
はじめはブラウンスイス牛がなかなか評価されず苦労されたようですが、地元の帯広畜産大やとかち財団との連携で製造したコンビーフが高く評価され、今や全国の小売店で買えるほどになりました!すごい!
十勝に住んでいるのでこのコンビーフの缶詰はちらちらと目にはしていたんですが、パッケージも十勝の空と大地っぽくてとっても可愛いですよね。

お値段は700円代と、普段の食事でパッと買える感じではありませんが、たまたま音更のらららマルシェで出会ったので、今日は奮発して買ってみました。
いざ実食!格別のコンビーフ!
今回ははるこまベーカリーでミニフランスを買い、上にのせて食べてみることにしました。

蓋を開けると牛肉のいい匂いが広がります!
SPAMとは違って光沢はなく、ツナのような感じです。
調べてみるとSPAMは形成するのにゼラチンなどを入れているのですね。
こちらのコンビーフは、牛肉と牛脂と食塩しか入っていません。
塩もこだわりぬかれた沖縄の塩を使っているようで、身体に悪いものが入っていないのはとても良いですね。

パンにのせていただきます。
パンの熱で牛脂が溶けて美味しそうです。

うまあああああああああい!!!!!!
口に入れた瞬間に牛肉の風味が広がります。臭みは全くなく後に残りません!
上品な口当たりは、フレンチなどの高級な料理に使われていてもおかしくない味です。
一缶が小さいので足りるかな~って思っていましたが、牛肉の脂なのか一口の満腹感がかなりあり、夫婦二人で丁度良い分量でした。

とても美味しく上質な北海道の牛肉が手軽に食べられる。是非一度ブラウンスイス牛のコンビーフ召し上がってみてはいかがでしょうか。
ちょっと良い日のお酒のおつまみや、贈り物にピッタリだと感じました!
全国の生協や、十勝清水コスモスファームさんのホームページ、Amazonなどでも取り扱っているようです。
十勝清水コスモスファーム
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